【重要判例】『ユニオン・ショップ協定と解雇権濫用』―日本食塩事件(最高裁1975年4月25日)
2025-09-30
事件のサマリー この事件は、労働組合との間でユニオン・ショップ協定(※)を結んでいた日本食塩製造で起きました。従業員Xは、組合活動をめぐって離籍処分(除名処分)を受け、会社はそれを理由に解雇しました。従業員Xは「除名は不 […]
【重要判例】『過失による放送事故と解雇権濫用』―高知放送事件(最高裁1977年1月31日判決)
2025-09-22
事件のサマリー この事件は、高知放送に勤務していたアナウンサーが、早朝ニュースを寝過ごして二度にわたり放送事故を起こしたことなどを理由に「普通解雇」とされ、その有効性が争われたものです。この早朝ニュースは宿直勤務の後に行 […]
【重要判例】『私生活上の非行と懲戒解雇』―横浜ゴム事件(最高裁1970年7月28日判決)
2025-09-10
事件のサマリー この事件は、タイヤ製造会社Y社の従業員であるXが、深夜に酩酊した状態で他人の居宅に侵入し、住居侵入罪で罰金刑を受けたことを契機に、Y社が従業員Xを懲戒解雇した事案です。 Y社は就業規則に基づき「不正不義の […]
【重要判例】『雇入れの自由と試用期間中の解雇』―三菱樹脂事件(最高裁1973年12月12日判決)
2025-09-10
事件のサマリー この事件は、三菱樹脂株式会社が、学生運動の経歴を持つ従業員Xを試用期間後に本採用しなかったことに対し、従業員Xがこれを不当解雇として争ったものです。 従業員Xは、思想・信条を理由とした解雇は違法だと主張し […]
【重要判例】『採用内定取消の違法性』―大日本印刷事件(最高裁1979年7月20日判決)
2025-09-03
事件のサマリー この事件は、大学卒業予定者が大日本印刷株式会社から採用内定を受けたものの、その後会社が内定を取り消したことをめぐって争われたものです。 内定者は大学4年生の7月に内定通知を受け、(1)翌年3月に必ず入社す […]





