1980~1999 判決
【重要判例】『試用期間の性質と試用後の解雇の限界』―ブラザー工業事件(地裁1984年3月23日判決)

<事件のサマリー> この事件は、見習社員として採用された労働者Xが、「見習社員」として継続的に雇用され、翌年3月の試用社員登用試験に合格して「試用社員」となりました。その後に行われた3回の社員登用試験すべてに不合格となり […]

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1980~1999 判決
【重要判例】『退職勧奨の限界と違法性』―下関商業高校事件(最高裁 1980年7月10日判決)

<事件のサマリー> この事件は、地方公務員である市立高校の教員Xら に対し、Y市教育委員会が長期間・執拗に退職勧奨を行ったことの違法性・損害賠償責任を巡る裁判です。 教員Xらは、退職勧奨年齢(57歳)に達したことを理由に […]

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1980~1999 判決
【重要判例】『残業命令に従う義務と懲戒の合理性』―日立製作所武蔵工場事件(最高裁 1991年11月28日判決)

<事件のサマリー> この事件は、トランジスターの特性管理業務に従事していた 労働者X が、上司から時間外労働(残業)の命令を受けたにもかかわらずこれを拒否したことに端を発します。 労働者Xは、自身の出した選別後の歩留まり […]

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1980~1999 判決
【重要判例】『経営悪化と内定取消しの合理性』 ―インフォミックス事件(地裁1997年10月31日判決)

<事件のサマリー> この事件は、大手コンピューター関連企業に中途採用内定を受けた労働者Xが、会社側の経営悪化を理由に採用内定が取り消されたことの有効性を争った事案です。 労働者Xは、Y社から採用内定通知を受け、転職のため […]

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1980~1999 判決
【重要判例】『職務能力評価による解雇の限界』―セガ・エンタープライゼス事件(地裁1999年10月15日判決)

<事件のサマリー> この事件は、大学院を卒業して正社員として採用された労働者Xが、会社から特定の業務分野のない部門での勤務を命じられた後、会社から労働能率の低さや協調性の欠如などを理由に解雇されたことを巡って争われたもの […]

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1980~1999 判決
【重要判例】『求人票の表記と個別同意による変更の有効性』―千代田工業事件(高裁1990年3月8日判決)

<事件のサマリー> この事件は、 労働契約に期間の定めがあるのかどうか を巡って争われた事案です。労働者Xは、求人票の雇用期間欄に「常用」と記載されていたことから、期間の定めなく働き続けられる契約(無期雇用契約)だと理解 […]

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1980~1999 判決
【重要判例】『求人票の記載内容と実際の雇用条件』―八洲測量事件(高裁1983年12月19日判決)

<事件のサマリー> この事件は、大学在学中に会社の新卒募集に応募して採用試験に合格し、入社した新卒者Xらが、実際に支給された初任給が求人票に記載された「学歴別賃金の見込額」より低かったことから、会社に対して差額分の賃金支 […]

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1980~1999 判決
【重要判例】『転勤命令と権利濫用』―東亜ペイント事件(最高裁1986年7月14日判決)

<事件のサマリー> この事件は、塗料会社Y社が営業担当者Xに対し、神戸営業所から広島営業所、さらに名古屋営業所への転勤命令を出したことから始まりました。労働者Xは家庭事情を理由に、広島営業所への転勤を拒否し、その後の名古 […]

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1980~1999 判決
【重要判例】『使用者の安全配慮義務』―川義事件(最高裁1984年4月10日判決)

<事件のサマリー> この事件は、宿直勤務中の従業員が、窃盗目的で来訪した元同僚により殺害されたことを契機に、遺族が使用者である会社に対して安全配慮義務違反に基づく損害賠償を求めた事案です。 発端は、高価な反物や毛皮等の商 […]

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1980~1999 判決
【重要判例】『有期労働契約の反復更新と雇止め』―日立メディコ事件(最高裁1986年12月4日判決)

<事件のサマリー> この事件は、製造業であるY社における臨時員(有期労働契約社員)の雇止めを巡る労働契約の効力を争った事案です。 労働者Xは当初、20日までの期間を定めてY社の柏工場に有期労働契約の臨時員として雇用され、 […]

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